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イルジメ 第20話 - 2009.10.03 Sat

20.jpg
戻ってきた王は、「その目つきに見覚えがある」という。
いつか直訴に来たことを覚えていたようだ。
この場にいることを不思議に思ったようだが、ヨンイの機転を利かせた答えに納得し、名前を聞いて立ち去る。

イルジメの登場により宮殿内は大騒動になっていた。
ヨンイの作戦で、警備から目をそらせて、デシクら志願兵もイルジメの指示で無事脱出し、ヨンは最後の目的である父の復讐を果たすべく仇が所持する剣を捜す。
 
王は大明帝国再建のために韓国を戦場として差し出すという文書に王印を押した。

イルジメは宝物庫に爆薬を仕掛け、宮殿内を攪乱する。
王の宝物殿に侵入すると、鍵に苦戦する。その時、セドルの幻が現れてヨンを励まし、イルジメは鍵を開ける。
王は、サチョンに明の使いのキム・ミニョンを斬り殺させていた。そして、血書を奪う。それを陰から見ていたシフは、人がいなくなった隙にその血書を確かめる。そこには「死ぬ前に君に伝えねばならぬ事がある。君の父上を殺したのは他でもなく…」実父ウォノの死の真相が記されていた。さらに自分が血判書をウォノの屋敷の軒下に埋めたことを思い出し、自分が暗殺の原因を作ってしまったことも知り愕然とする。
一方、ヨンイは、王の宝物殿の中で、あの文様が王を表わしていることを知り、父を殺した犯人が王であるという事実に衝撃を受ける。「父上と父さんを殺したのは王だったのか・・」と泣くヨン。

王はヨンとウォノの目が同じだったことを思い出し、ヨンがギョムだと確信する。
すぐ捕らえるように命じた。

王の寝殿に近づいたイルジメは、兵士に囲まれ戦う。
その時、シフが現れて、イルジメと闘う。
戦いながら「僕もイ・ウォノの息子だ」とささやく。そしてこっそり紙切れを渡す。
急に寝返ってヨンイの援護をするシフ。『別庫にいる』というメモに、別庫に向かうイルジメ。
忍び込んだけれど、ミスをし、警備が来てしまう。しかし、扉が閉まる直前に逃げることが出来た。

コンガルはサチョンの前にひざまずくと、「あの子を助けてくれ。頼む」と懇願していた。更に「王様は自身の地位を守るため、弟と友を殺し息子も殺した。」と。
「我らの天に逆らうのか?あの方は天であり大義でなければ、私はただの殺人鬼になってしまう。なんとしても王様をお守りする。」というサチョン。

いったん隠れ家に戻ったヨンは、ポンスンの置いていった衣装を見て、ポンスンが生きていることを知り喜ぶ。

ヨンイは宮殿で、王の寝殿に忍び込むと、王の目の前に立つ。
王が抜いた剣に、捜していた刻印があった。
「なぜ、父を殺した!」というヨンイに、
「王座を守るためなら、より残忍な真似も出来る。弟であれ、息子であれ、私の地位を脅かす者は誰でも殺す。」という王。
王に剣を突きつけて、兵士たちの前に出るイルジメ。宮殿の外では、人々が、イルジメが兵士に包囲されていると知って騒ぐ。それを聞いて倒れるギョムの母。駆け寄ったタンは、その女が「ギョム・・」とうわごとで呼ぶのを聞く。
 
兵士たちに囲まれたイルジメの前に、シフとコンガルが駆けつける。
シフたちが戦う間に、王をウォノの屋敷の梅の前に引っ張っていったヨンイ。
梅の木の前で王をひざまずかせると、謝らせるヨンイ。
「弟よ、私が悪かった、許してくれ」とひざまずく王。
ヨンイは更に王に迫る。「家族の濡れ衣を晴らせ!犠牲になった大勢の民に許しを請うんだ!」と。
そして、「俺には2人の父親がいる。世の道理を教えてくれた父上と、俺をかばって犠牲になった父さん。あんたはどんな父親だ?息子に対しても、この国の民に対しても。あんたには資格が無い。今すぐ王位を退くんだ。約束を守らなかったら、またあんたを盗みに行く。」という。
「なぜ、殺さぬ?」と聞く王に、「さあ、行け!」というヨン。
王が去ったあと、「父上、必死に耐え、あいつを殺さずに帰しました。正しい選択ですよね。」と涙を流すヨン。
 
その時、サチョンが現れて突然切りかかってくる。
戦うヨンイは、サチョンに剣を突きつけ、殺すことも出来たのだが、結局殺すことをせず、背を向けて去ろうとする。
しかし、サチョンは拾った刀で、ヨンを切り倒す。崩れ落ちるヨン。

去って行くサチョンの前にシフが現れ、一刀でサチョンを斬る。
「たとえ、仏でも友でも行く手を阻む者は斬る、そう教わりました。僕もイ・ウォノの息子なのです。」というシフ。
梅の木の下に倒れ、「父上…」と昔を思い出しているヨンイ。

 4年後、市場で5歳のケットンは、ポンスンと出会う。
その言葉遣いにヨンイを思い出していた。その子はタンとギョムの母が育てているようだった。
ボンスンを見たタンは驚いていた。ボンスンも同じだった。

ウンチェが久しぶりに戻ってきた。
かつてウンチェのお付きだった女に「あの人は?」と聞くウンチェ。
「ヨ、ヨンなら元気ですよ・・」とどもる使用人。なんだか目配せをして話を合わせているような感じの二人。

シフは、宮殿を去って子供たちに剣を教えていた。ムイはシフに宮殿に戻ってこないかというが、戻らないというシフ。そして「血書は僕が握っていれば、傷つかずにすみます。弟が守ろうとした人たちが。」というシフ。

梅の木を見ながら昔を思い出すウンチェ。
遠い所にいるコンガル。靴職人のフンギョンが2足の靴を持ってくる。
誰かと一緒に生活をしているようだが、さて、誰なのだろうか?

王は、おびえ頭が少しおかしくなっても、まだ、王の座にいた。
そして、今夜もイルジメが現れ、宮殿の屋根を飛び回りながら、兵士たちと戦っていた…。
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