イルジメ 第20話

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戻ってきた王は、「その目つきに見覚えがある」という。
いつか直訴に来たことを覚えていたようだ。
この場にいることを不思議に思ったようだが、ヨンイの機転を利かせた答えに納得し、名前を聞いて立ち去る。

イルジメの登場により宮殿内は大騒動になっていた。
ヨンイの作戦で、警備から目をそらせて、デシクら志願兵もイルジメの指示で無事脱出し、ヨンは最後の目的である父の復讐を果たすべく仇が所持する剣を捜す。
 
王は大明帝国再建のために韓国を戦場として差し出すという文書に王印を押した。

イルジメは宝物庫に爆薬を仕掛け、宮殿内を攪乱する。
王の宝物殿に侵入すると、鍵に苦戦する。その時、セドルの幻が現れてヨンを励まし、イルジメは鍵を開ける。
王は、サチョンに明の使いのキム・ミニョンを斬り殺させていた。そして、血書を奪う。それを陰から見ていたシフは、人がいなくなった隙にその血書を確かめる。そこには「死ぬ前に君に伝えねばならぬ事がある。君の父上を殺したのは他でもなく…」実父ウォノの死の真相が記されていた。さらに自分が血判書をウォノの屋敷の軒下に埋めたことを思い出し、自分が暗殺の原因を作ってしまったことも知り愕然とする。
一方、ヨンイは、王の宝物殿の中で、あの文様が王を表わしていることを知り、父を殺した犯人が王であるという事実に衝撃を受ける。「父上と父さんを殺したのは王だったのか・・」と泣くヨン。

王はヨンとウォノの目が同じだったことを思い出し、ヨンがギョムだと確信する。
すぐ捕らえるように命じた。

王の寝殿に近づいたイルジメは、兵士に囲まれ戦う。
その時、シフが現れて、イルジメと闘う。
戦いながら「僕もイ・ウォノの息子だ」とささやく。そしてこっそり紙切れを渡す。
急に寝返ってヨンイの援護をするシフ。『別庫にいる』というメモに、別庫に向かうイルジメ。
忍び込んだけれど、ミスをし、警備が来てしまう。しかし、扉が閉まる直前に逃げることが出来た。

コンガルはサチョンの前にひざまずくと、「あの子を助けてくれ。頼む」と懇願していた。更に「王様は自身の地位を守るため、弟と友を殺し息子も殺した。」と。
「我らの天に逆らうのか?あの方は天であり大義でなければ、私はただの殺人鬼になってしまう。なんとしても王様をお守りする。」というサチョン。

いったん隠れ家に戻ったヨンは、ポンスンの置いていった衣装を見て、ポンスンが生きていることを知り喜ぶ。

ヨンイは宮殿で、王の寝殿に忍び込むと、王の目の前に立つ。
王が抜いた剣に、捜していた刻印があった。
「なぜ、父を殺した!」というヨンイに、
「王座を守るためなら、より残忍な真似も出来る。弟であれ、息子であれ、私の地位を脅かす者は誰でも殺す。」という王。
王に剣を突きつけて、兵士たちの前に出るイルジメ。宮殿の外では、人々が、イルジメが兵士に包囲されていると知って騒ぐ。それを聞いて倒れるギョムの母。駆け寄ったタンは、その女が「ギョム・・」とうわごとで呼ぶのを聞く。
 
兵士たちに囲まれたイルジメの前に、シフとコンガルが駆けつける。
シフたちが戦う間に、王をウォノの屋敷の梅の前に引っ張っていったヨンイ。
梅の木の前で王をひざまずかせると、謝らせるヨンイ。
「弟よ、私が悪かった、許してくれ」とひざまずく王。
ヨンイは更に王に迫る。「家族の濡れ衣を晴らせ!犠牲になった大勢の民に許しを請うんだ!」と。
そして、「俺には2人の父親がいる。世の道理を教えてくれた父上と、俺をかばって犠牲になった父さん。あんたはどんな父親だ?息子に対しても、この国の民に対しても。あんたには資格が無い。今すぐ王位を退くんだ。約束を守らなかったら、またあんたを盗みに行く。」という。
「なぜ、殺さぬ?」と聞く王に、「さあ、行け!」というヨン。
王が去ったあと、「父上、必死に耐え、あいつを殺さずに帰しました。正しい選択ですよね。」と涙を流すヨン。
 
その時、サチョンが現れて突然切りかかってくる。
戦うヨンイは、サチョンに剣を突きつけ、殺すことも出来たのだが、結局殺すことをせず、背を向けて去ろうとする。
しかし、サチョンは拾った刀で、ヨンを切り倒す。崩れ落ちるヨン。

去って行くサチョンの前にシフが現れ、一刀でサチョンを斬る。
「たとえ、仏でも友でも行く手を阻む者は斬る、そう教わりました。僕もイ・ウォノの息子なのです。」というシフ。
梅の木の下に倒れ、「父上…」と昔を思い出しているヨンイ。

 4年後、市場で5歳のケットンは、ポンスンと出会う。
その言葉遣いにヨンイを思い出していた。その子はタンとギョムの母が育てているようだった。
ボンスンを見たタンは驚いていた。ボンスンも同じだった。

ウンチェが久しぶりに戻ってきた。
かつてウンチェのお付きだった女に「あの人は?」と聞くウンチェ。
「ヨ、ヨンなら元気ですよ・・」とどもる使用人。なんだか目配せをして話を合わせているような感じの二人。

シフは、宮殿を去って子供たちに剣を教えていた。ムイはシフに宮殿に戻ってこないかというが、戻らないというシフ。そして「血書は僕が握っていれば、傷つかずにすみます。弟が守ろうとした人たちが。」というシフ。

梅の木を見ながら昔を思い出すウンチェ。
遠い所にいるコンガル。靴職人のフンギョンが2足の靴を持ってくる。
誰かと一緒に生活をしているようだが、さて、誰なのだろうか?

王は、おびえ頭が少しおかしくなっても、まだ、王の座にいた。
そして、今夜もイルジメが現れ、宮殿の屋根を飛び回りながら、兵士たちと戦っていた…。
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イルジメ 第19話

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ヨンイはコンガルからの手紙を受け取る。
『お前のためにポンスンが死のうとしている。俺が死んだらポンスンを頼む』という内容に驚くヨン。

ヨンイのために死ぬ覚悟をしたポンスンはイルジメに変装して、サチョンらに崖まで追い詰められた。
その時、コンガルが現れる。チョンに、「俺に殺させてくれ。娘が殺された。俺の手で殺させてくれ!」と言う。
まんまと、コンガルの計略にひっかかり、コンガルがボンスンに剣を手に取る。
自らポンスンに剣を向けるが、一瞬のうちにポンスンを抱きかかえると、共に絶壁から身を投げる。

宮殿では、明の使いのキム・ミニョンが王に、「大明帝国建国のために手伝ってくれ」と、清に提供している志願兵や兵糧米を明にまわすようにいう。さらに清との戦場の場を提供しろという。
国王は、「大明帝国の支援があったから国王になれたはず。だから、ここで恩を返すべきだ。」との言葉に一応、拒否する。
しかし、ドゥヒョンの血書が明に渡っていたのを元に王を脅すミニョン。
結局、自分にとっても、清が滅びることに旨味があるので、申し出を呑むことにした。

ポンスンが自分のために命を落としたと知り、悲しみに暮れるヨンイ。
ボンスンの死で、復讐を胸に誓った。
6つの文様を足したものが1つの文様になると気づいたヨンイは、大切な人々の命を奪った真犯人を捜し出し復讐することを誓い、宮殿に侵入する準備を進める。
そして自分がイルジメだと正体を明かし、仲間達の協力を得る。
ヨンイはシワンから、宮殿の警備の状態や、人数を聞き出した。

チェジュ島へ発つピョンシクやウンチェたち。
ピョンシクはシフに、「お前が息子であることを、誇りに思う。シワンは自分の愚かさをわかっているからお前につらくあたるのだ。」と別れを惜しむ。
シフはピョンシクに自分の母のことを聞く。謀反人のイ・ウォノの使用人だったと聞くシフ。イ・ウォノの屋敷に行ったシフは、見覚えがあるように感じる。
ヨンもまたシワンに連れられてウンチェに別れを告げる。
「お元気で」と素っ気無く去るウンチェは、まだヨンがイルジメだと知らなかった。イルジメはウンチェに顔を見せていなかった。

シフはタンのところに来ると、イルジメが死んだはずはなく、宮殿に侵入したら必ず捕まえるという。
「なんでそんなことができるの?」と悲しむタンに、「兄だと聞いて突然情がわくとでも思っているんですか?卑しい使用人だからと、身重の女を捨てた謀反人のことがそんなに大切ですか?自分を捨てた男の息子を隠れて育てるほど、恋焦がれていたわけですか?僕とは関係ない人間です。僕には一介の盗賊に過ぎません。」といって去るシフ。
 
宮殿に矢文を射て、侵入を予告するイルジメ。
タンはヨンに「行かないで。お前にまで何かあったら」と引き止めるが、「父さんを殺した犯人を必ず突き止める」というヨン。
「一つだけ約束して。生きて帰るって。」というタンは、自分の縫った服をヨンに渡す。「心配いらないよ。ここに父さんがいるから」と、セドルの鍵を握り締めるヨン。

ギョム(ヨンイ)の母は、妓生がウォノの帯飾りを持っているのをみて驚く。
シワンからもらったと聞いて、シワンに会いに行く母。「これは誰のものなんですか?」と聞き、子分のヨンのものだと聞く母。
その時、大清帝国の大使として扮装したヨンイの輿が、前を通り過ぎる。
輿の中から母を見たヨンは「母上・・・」と気づく。
母も「ギョム・・・」と気づく。「なぜ、わかったのですか?また母上から顔をそむけました。あのときのように。すぐ終わりますから、少し待っててください。」と涙を流して思うヨン。

清の大使として部屋に通され、イルジメに戻ったヨンイは、宮殿の中で剣を探す。大使に会いに来た王は、イルジメの梅の絵が残されているのを見て激怒する。
 
兵士に変装し、穀物庫から穀物を運び出すイルジメたち。
その途中、ムイとサチョンを見かけ、「父さんたちを殺した奴は宮殿にいる」と確信するイルジメ。
リンゴが転がってしまう。拾おうとしたヨンの前に王が立っていた。「宴に出す果物か」と通り過ぎるが、また戻ってくる王。
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イルジメ 第18話

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イルジメは、ウンチェを人質にして、剣をつきつけ、ビョンシクに誰の指示かと聞く。
ビョンシクは、全てギョンソプの指示だと答えた。
王の寵愛をうけてるウォンホに嫉妬した。そして、他の幹部もギョンソプがやった。全て死人に罪をなすりつけたわけだ。
セドリが殺されたは、ヨンスとギョンソプの話を聞いたからだ。
ギョンソプを殺したのは自分ではないと言う。
ビョンシクの胸にはあの紋章はなかった。
ビョンシクは、その6人の他には知らないといい、ここで初めて、イルジメがウォンホの子だと気づく。ウンチェも同じく驚く。

なぜ血書を埋めたのかとビョンシクに剣をむける。埋めねば家族を皆殺しにすると言われたと言う。
ウンチェが父を助けてと懇願する。余計な事をいうと、娘の命はないと言い、その場を去るイルジメ。

ヨンイは、天友会の名簿を焼き、イルジメの衣装を箱にしまい、山に埋める。
そして梅の木の元に訪れる。そこでボンスンに会い、ボンスンが自分の為に、梅の木を守ってくれたことを知る。なぜヨンイのために梅の木を買ったのかと問いかけると、ボンスンは、あの幼い頃崖で生き別れた少女だということを告白する。

ボンスンは父が、長年復讐する事を誓っていた仇だったことをヨンイに言わず、ただケンカしたと言い、あの鍛冶屋小屋にしばらく住ませてやる。

ビョンシクの功績を国王が認め、二人の息子を王の護衛兵に任命した。

清国皇帝の使者が来て、世子の死に対する疑惑を口にする。
清に兵を送り、支援するのが善作だと考え、民に向けて志願兵を募る。
その報酬は米10俵と布10巻。しかし、志願者が思うように集まらない。
テシクが、米を売って父に会いに行くと、志願した。
フンギョンから、清に送られるのは半月後だと聞きます。

山菜をとってたボンスンは、イルジメの衣装を隠した箱をみつけ、ヨンイがイルジメだと知る。
再びイルジメになることを決めたヨンイは、「半月後に王宮に参上」と王宮に予告をする。

サチョンは、イルジメと恋仲にあると噂のあるウンチェを調べ、それが事実だと突き止める。
王は、ビョンシクを、済州牧使に左遷する。不服のビョンシクに「娘の管理をしっかりしろ。息子達が王宮に居ることを忘れるな」と言うサチョン。
今になり、フンギョンは、イルジメが、極秘事項(半月後に兵が送られる事)を知ってる事や、前にセドリが、大監の名前を読んでほしいと言った事から、ヨンイがイルジメだと気づく。

ボンスンは本物そっくりの王宮通行証を作る。
テシク達を助けたら、実母を見つけ、今の母を連れて、漢陽をはなれるつもりだ。一緒に来るかと聞くヨンイ。自分は心に秘めた人がいて、一生思い続けてしまうかもしれないが、それでもよかったら一緒に行くか?って聞く。
うんと答えるボンスン。

フンギョンが王宮地図を盗み出してくれる。
それにボンスンが、薬水をこぼしてしまう。偶然に隠れた文字が見つかった。
それは、あの紋章だった。
父を含む、殺された六人の紋章を合わせると、胸に刻んだあの、文字になると気づいたヨンイ。
あの剣は王宮にあるのではないかと思うイルジメ。
6人の他に、もう一人いるはずだと確信するヨンイ。

ウンチェがさらわれたと知ったヨンイは馬小屋に行った。そこには、ウンチェの指と手紙があった。
助けに行こうとするヨンイを、殺されにいくだけだと止めるボンスン。
「俺の為にお前は生きろ」と言うヨンイに、「だったら彼女は貴方のなに?」と聞くボンスン。ヨンイは、心だと言い走り去る。

イルジメが約束の場所にいくと、吊されたウンチェがいた。
イルジメも吊されてしまった。

王宮に入る理由は何だ。本当に盗みたいのはなにだと聞かれ、「真実だ」と答えるイルジメ。
ウンチェは煮えたぎる鍋の上に吊されいる。ウンチェを楯に、盗もうとしてる物を問いただすサチョン。
イルジメは、ウンチェを助けるため、「俺の胸に、その答えがある」と言う。
イルジメの胸を確認しようとする兵士。
隙をついて、攻撃を始めたイルジメ。
シフは、サチョンの首に剣を向け、ウンチェを助けるために、イルジメに加勢をする。

ウンチェを連れてにげるイルジメ。そこにシフが来て斬り合いになる。「お前を助けたんじゃない。狂いそうな程、お前を捕まえたかった」と襲いかかって来る。
乱闘の末、イルジメの剣が、シフを捕らえる。「兄を助けて」と懇願するウンチェ。殺せと言うシフに「人殺しはしたくない。人を殺すための剣は使うなと父がいっていた」といい、ウンチェを連れて去っていく。
「二度と俺に背中をむけるな!その時は後ろからでも切り捨てる!!」と言うシフ。

イルジメは、ウンチェを鍛冶屋小屋に連れていく。
あの指はウンチェの指ではなく、シフの指だった。
追いかけてきたサチョンは、シフに「あの娘が好きなのか?」と聞く。

小屋の中で、ウンチェは、背中からイルジメを抱きしめ「私の初恋だった。最後の恋になる。一度だけ、顔を見せてくれないか」と切望する。
振り向くイルジメ。そして、ウンチェの手が、仮面にかかる。
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イルジメ 第17話

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シワンは拷問にあったセドリをシフの所まで運んできた。
シフが背負おうとしたのを助けてやっている。
シワンも人間としての情けがわかってきたのか。

ヨンイは隠れ家で、黒い衣装、進入先の名前を書いた札が無くなっていることに気付く。
父セドリがこの部屋に来て、事情を察知して進入先の邸宅に行ったと理解した。
思い返せば、妙に符合することが多いこともわかった。
父セドリは、息子であるヨンイがイルジメであることを知っていたことをこの時、知ったのだ。

シフが背負って医者に連れて行こうとするんだけど、セドリはタニの元に連れていってほしいってとシフに言う。
そしてシフに「母を恨まず俺を恨め。ヨンイを頼む。チャドリもヨンイも俺の息子だ。実の兄弟だと思って争わず仲良くしてくれ」と息も絶え絶え話す。

ヨンイはシワンに事情を聞きに行く。シワンは早く家へ帰るようにヨンイに言う。

家についたときは、もう医者を呼んでも無駄な状態だった。セドリはタニと二人きりにしてもらいう。
かつて、ウォンホがタニを殺そうとしたのではなく、お金を渡して「大切な人だから、幸せにしてくれ」と頼んだ事を告白する。
タニは初めて自分の気持ちを打ち明ける。「私にはあなただけで、私みたいな女をすぐ捨てられるようにわざと冷たくしたけど、本当は一人になるのが恐かった。セドリを失うのが恐かった」と。
口紅をつけた自分を見せるタニ。
セドリは最後の力を使って目をひらきタニを見て綺麗だと言う。
そして、可哀相な自分の息子達を心配し、自分が全部罪をもっていくと言い、息を引き取る。

ヨンイが異変に気づき家に帰ったときにはもうセドリは亡くなっていた。
号泣するヨンイ。

同じ頃、世子も亡くなった。
自分がころしたくせに、皆の前では泣き叫ぶ国王。最低な奴だ。

シワンと酒を飲みに、実母の店に行くヨンイ。
でも、また、実母とはすれ違う。泣きじゃくるヨンイ。
シワンは酔ったヨンイの服から、父の遺品の紋章を見つけ出し、店の女の子に勘定のかわりに払う。

一体どんな聞いてはいけない話を聞いて、セドリがころされることになったのか。ヨンイはイルジメになり、ソ・ヨンスの元に問いただしにいく。
その、ソ・ヨンスも殺された後だった。
ソ・ヨンス殺しの犯人としてイルジメだと、町ではすっかり悪者になってしまった。

国王はソ・ヨンスと話し合ってた男を呼び出す。
「お前は殺さない。裏切ったから奴らを殺した。」とギョンソプを脅す。

ヨンスの遺体には、前にころされた遺体と同じ場所に入れ墨があった。
シワンは、その遺体の絵をヨンイすに見せる。

ギョンソプの家に入ったイルジメ。
ギョンソプは、予告を受け取り、自分がイルジメを捕まえると、わざと倉庫に隠れて待機する。
すぐに見つかって、ギョンソプとイルジメは闘う。
イルジメは、ギョンソプの胸にもあの入れ墨があることに気づく。
自分の彫った胸の入れ墨を見せるイルジメ。
それを見たギョンソプは、イルジメが、ウォンホの息子だと気づく。
その瞬間、隠れてた刺客に、ナイフを投げられ死んでしまった。
国王の手下の刺客だった。

刺客を追いかけるイルジメは、途中でシフに会い、斬り合いになる。
シフから剣を奪い、とどめを刺そうとするイルジメ。
姉の仇であるシフだけれど刺せない。
剣を置いて帰ろうとしたイルジメをシフに斬られる。

イルジメになっているヨンイは、遠くなる意識の中に、母タニの顔が浮かぶ。
最後の力を振り絞って家に帰り着き、倒れる。
母もシフも、イルジメがヨンイだと知って驚く。
シフは、イルジメを渡せと母に言い寄る。
シフは、なぜセドリがイルジメに変装したのかがわかる。
父の死の理由がヨンイと思うとなおさらヨンイが憎いと思うシフ。
その場で殺そうとするシフを必死で止める母。
振り下ろそうとした刀を止めたのは母の一言だった。
「この子は、あなたの弟よ。本当の兄弟だ。」
父親は誰かと聞かれるが、母は「謀反者だ」としか言えない。
「こいつと兄弟だなんた二度と言わないでくれ。私はあの家に行ったときから、兵判の息子だ」と言いきり、去っていく。

国王の側にいる刺客のムイがボンスン父を見かけた。
ムイはボンスン父に「お前の娘の兄をお前が殺したことを、あの娘は知ってるのか?」と聞いてたのをボンスンが聞いてしまった。
ボンスンは父に「なぜ殺しのか?」と泣いて問いただし、そのまま走り去った。

ギョンソプ殺人の犯人も、イルジメって事にされてしまう。
ヨンイは、シワンを利用して、イルジメの無実を証明しようとするけれど、証人を現場検証中に、また刺客に殺されてしまう。
しかし、ヨンイは、証人が息を引き取る直算、ビョンシクという名を聞いた。

イルジメは、ウンチェを梅の木の下に呼び出した。
今まで、兵判の娘を利用するために逢ってただけで、もう逢う必要はなくなった。ウンチェに対する気持ちも最初から、一瞬たりとも真実ではなかった。
冷たい言葉を投げつけ去っていく。
ショックで涙するウンチェ。

イルジメから予告を受け取ったビョンシクは、自分の秘密倉庫をイルジメが気づくわけがないとたかをくくっていた。
秘密部屋で宝を磨いてると、イルジメが忍び込んできた。

イルジメは、ビョンシクに「ヨンス、ギョン、ギウォン、ドヒョン、イヒをなぜころした」と問いつめる。
「イ・ウォンホもお前が殺したんだろう」と問い詰める。
ビョンシクは、「あの家に血書をうめさせたが、知らなかった」と答える。
ビョンシクの首に、剣をあて「誰がやらせた」と聞くイルジメ。
ビョンシクが口をひらきかけたとき・・・イルジメの首筋に剣がむけられる。
ウンチェだった。
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イルジメ 第16話

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イルジメ「第16話」父の思い
昨夜のイルジメの活躍を町のあちこちで話している。
その話を 父であるセドリが聞いていた。また、無理をして体を傷つけたのではないかと…。
急ぎ帰ると、案の定、ヨンは布団に体を横たえていた。

9年ぶりに、国王の息子である世子が、帰国した。
喜んでると思ったら、どうも、そうではないようだ。
国王は、大清国大使を追放した途端、世子が帰国するのはおかしいといって、世子が清と結託し、自分を廃位させようとしていると考えた。
なんと、了見の狭い国王なんだ。息子まで、邪魔に思うだなんて…。

ボンスン父とムンドクは婚礼をあげることになったらしい。
それを聞いたヨンイは、両親に婚礼をあげさせてあげようと考える。
自分はいつどうなるか分からないから、親孝行をしようと思うのだ。

ボンスン達もそれに協力し、セドリに内緒で準備をする。
何も知らないセドリは、自分だけがのけ者になっていると心配する。自分が臭いから、仲間はずれにされてると思って悲観している。
風呂に無理矢理連れてこられたセドリ。
ヨンはセドリの背中を泣かしながら、「自分がいなくなったら 母さんと幸せに暮らしてくれ。」と涙声になりながら、父に話しかける。
セドリも同じようなことをヨンに言う。
互いに、死を意識した言葉のようだ。お互いを思いやる父子だった。

この婚礼の場所は、ウンチェの旅館で行うことになっていた。
何も知らなかったセドリは、突然婚礼の場に連れていかれ、婚礼衣装の愛するタニがそこにいて驚く。
滞りなく婚礼は終わり、初夜も…皆の邪魔が入ったけどなんとか、終わったようだ。
この婚礼に、こっそり門の前までシフがきていた。

国王は自分の立場を守るため、御医に世子にトカブトを煎じて飲ませるよう指示をするのだ。
同じ頃、宮廷に入廷したフンギョンは偶然、世子の御医がトリカブトを持ち出してるのを目撃する。
世子の症状は、ただの風邪だったはずなのに、どんどん悪化していく。

次の朝、セドリは、昨夜イルジメが現れ、西洋錠にてこずって、捕まりそうになったという話を聞く。

セドリは、ヨンイを鍛冶屋小屋に呼び出す。
自分の息子がイルジメであることは伏せて、錠前屋として、後を次いで欲しいと言う。
だがら、イルジメも開けることが出来ない西洋錠を開けられるようになる必要があると言い、自分の作った万能鍵を渡し、練習するよう言う。
木箱の中に自分が入り、錠前をあけるよう言うセドリ。なかなかあかない鍵に手間取るヨンイ。

シフの元に男がやってきた。どうも、シフの出生を知っている男らしい。
出生の秘密をビョンシクにばれたら、シフも母も生きてはいられないだろうと、金をよこせと脅す。
それを聞いたシフは、タニのもとにいき「私は誰の息子なんだ」と問い詰める。
ウォンホの子だとは言えないタニは、セドリの子だと言う。
シフに高貴な暮らしをさせたいから、夫婦で嘘をついたと言う。
両親を恐ろしいと罵り、どれほどの思いをして生きてきたかと怒る。

こっそり木箱から抜け出してたセドリは、それをタニから聞き、シフの誤解を解こうとするんだけど、シフは義禁府に不在で、ソ・ヨンス大監の元に行ってると聞いて、かけつけたセドリは・・・義禁府がイルジメを捕まえようと、罠を仕掛けてる事を知ります。

シフに会いに行ったセドリは、イルジメ探索のために不在だと言われ、帰ろうとした時、「ソ・ヨンス」の名前を聞く。
あの秘密の部屋に「ソ・ヨンス」と書かれた紙が残されてた事を思いだしたセドリは、なんとかヨンイを止めようと、秘密部屋に行くが、一足遅く、ヨンイは、イルジメの衣装をもって、出てしまっていた。

イルジメがソ・ヨンス宅に向かったと知ったセドリは、イルジメの黒い衣装でイルジメのふりをして、ソ・ヨンスの屋敷に忍び込む。
そこにソ・ヨンスがいた。隠れるセドリ。
ソ・ヨンスは、あの国王の盟友の二人のうちの一人で、その二人がそこで密談している。
国王が、世子を暗殺しようとしてるのに気づき、清に知らせに行くべきか、このまま王を信じていくかという話しだ。
でもセドリは、この大事な話し合いを聞いていず、居眠りしていた。
ソ・ヨンスが部屋から出てから、外に出たところを取り囲まれてしまう。
どうせ捕まるのならシフを出世させたほうがいいと、わざとシフに捕まって。「俺がイルジメだ」って言うのだ。

牢屋の前でシフと話す、罪人のセドリ。
シフは、オンマに聞いた話の事に関しては「母さんの様に冷たくして欲しかった。なぜ優しくしたのか。だから、自分は父さんの方が憎い。恨めしい。」と言う。
セドリは泣きながら「父さんが悪かった」と謝って何も言わず出て行くシフ。

セドリがイルジメじゃないってことはすぐにばれたのだけれど拷問にかけられる。
「あの部屋で聞いたことを言え」と強制される。
しかし、寝ていたのは事実なので何もきいてないセドリは答える。
「あの部屋で何かきかれたかもという、疑いがあるだけでも、危険だから、処理しろ」という命令が出る。
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イルジメ 第15話

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出かけた事がばれないように、父の横で寝るヨン。

今回イルジメが狙ったオ大監もキム大監も、天友会のメンバーじゃなかった(大監達は、大清国大使に取り入ろうとしていたから狙われた)事で、イルジメのターゲットは天友会だと言っていたシフをばかにするシワン。

事故現場に、ヨンを連れていったシワンは、「天井から縄でおりて、縄で逃げたんじゃないか?」と言う。
ヨンは自分が残した灰をみつける。シワンはヨンに考えるヒントを貰い、それを自分の大発見のように言ったのだ。
しかし、シフは扉が外から壊されていた事に気づき、シワンの言うとおり縄で進入したなら、共犯者が居ることになると言う。それを聞いたヨンは、穏やかでない表情をしている。

ヨンをギョミだと言い続けてる狩人のチャン・マンドンは、キム・イヒ司憲府から「父の死について知りたかったら明日の辰の刻、ここに来い」という伝言をされ、それをヨンに伝える。

セドリはヨンのことを思い、暗闇で何か考えている。ヨンの人生の事だろう。

ヨンはボンスンの借用書を破り、ボンスンを解放してやろうとする。
解放してくれたお礼だと、無理矢理押さえつけ、ヨンにキスする。

イルジメの隠れ家でヨンはひとり言う。
「明日、キム・イッキ大鑑に会えばすべてが終わる。」
ウンチェがくれたハンカチを眺めるヨン。

ウンチェは父から馬をもらった。それに乗った時、花びらが舞い散った。振り返ると、イルジメが屋根からそれを蒔いていたのだ。
命を救ってくれたお礼を言うイルジメ。一度、立ち去ったウンチェだが、再び戻ってきた。ふたり見つめ合う。
そこに、侍女の声がするが、二人は馬で逃げ出す。
そして、ヨンイの生家に来た。二人はあの梅の木の上で並んですわり、ウンチェは自分の初恋の話や、亡くなったはずの初恋の人がよみがえったのではないかと思った出会いの話をする。
そして顔を見せてほしいと、イルジメの仮面に触れようとするけれどイルジメに止められる。謝るウンチェ。
イルジメは「二度と会えないかもしれない。」と言う。
イルジメは、そんなウンチェに目隠しをし、目隠ししたウンチェの前で仮面を取り、ウンチェにキスした。

必死でためたお金を全てもって、ギョミの生家にいき、「家を売って欲しい」と頼むボンスン。相手にされない。主人が、あの梅の木を始末しようとしてると知り、全財産を差し出し、あの梅を売って欲しいと頼む。そして、この梅をこのままここに置いて欲しいと願う。後でウンチェがやってきて、話を聞き自分がお金を出すから自分に売って欲しいと、主人に頼むけれどボンスンに契約書を渡した後でボンスンは満足顔。

国王は、大清国大使に、「心配するな。私が子息を追放するとでも?イルジメを捕らえれば済むことだ。」と助言を。
狩りを楽しんで帰る時に、突然知らせをもって部下がくる。
駆けつけるビョンシク。
何かと思ったら、キム・イッキが死んでる。
ヨンが約束の場所で待っても誰も現れない。キム・イッキの家に行き、訃報を聞く。
王様に呼び出された二人。清の大使に取り入ろうとしていた3人の内の二人で、一人は殺されたって事かな?
二人が話したこと。
「キム・イッキが持参したクォン・ドゥヒョンの血書を我々は偽物だと思いまして清に送るという彼を必死に止めました。彼が清に送ろうとしていると知ったのは最近のなのです。まさか実行していたとは…厳しく対処出来なかった罪は死罪に値します。私ども、命をもって償います。キム・イッキは我々の天への誓いを破り…」と話が終わらないうちに、王様が話し始めた。
「ウォノ シム・ギウォン ドゥヒョン イッキと面前の二人…我ら7人が血でもって誓わなければ、私は光海を退け、今の地位を得られなかった。ゆえに私は大事な友を忘れたことなどない。気を楽にして戻るが良い。」
段々、見えてきたような気がする。裏工作をしていた王様が、口封じのために粛正していると言うことか…。

大清国大使は、イルジメがいつまでも捕まらないからと、自ら捕まえると息巻いている。
兵士に町の若者を大勢連れ去ってこさせる。偶然、マンドクの息子ウンボクが、兵士に捕まってもみ合ってるのを見つけたヨンは、ウンボクを助けようとして、一緒に捕まってしまう。
この大勢の若者は、イルジメをおびき出す為の餌なのだ。
さあ、どうなる。

捕まった若者達は、イルジメが来るまで、順番に、イルジメの絵が張られた柱の前に立たされ、ジヨンが、立った若者の頭上の絵に向かって矢を放つ。
ジヨンは、酒を飲んで矢を放つ。ウンボクの番になった時、酔ってるジヨンの弓の手元が狂って、それを助けようとし、自分の体に矢が刺さったヨン。

すぐに門の外に運ばれ、家族や仲間が、手当をする。しかし、傷が深い。

物陰から、昔、タニをさらって殺すよう命じられ、セドリにお金をもらい、セドリにタニを渡した男がその様子を見ていた。

その頃、国王が、「捕まってる若者は、全員ジヨンを殺そうとした者達だ。彼らはイルジメの指示でやった。よって、三日以内にイルジメが出てこなければ、全員殺す」という告知をだす。なんとずる賢い王なのだろう。

ヨンがイルジメだと分かってるセドリは、3日後の夜、ヨンに「あまり怪我した方の腕を使うな・・・今夜はゆっくりしろ」と声をかける。

ヨンは、若者が捕らえられている屋敷中に、片手で闘えるように、たくさんのロープをはって細工をする。
そして、そのロープをつかい、軍と戦い、つかまった若者達を助け出す。

次の朝、港の荷物から、声が聞こえ、港の人がそれをあけると、中には、猿ぐつわをされてる大清国大使と、息子シヨンがいた。

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イルジメ 第14話

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門の前では民衆が相変わらず座り込みをしている。
ウンチェとポンスンは食べ物を配って歩いている。
大清国大使は、清国を楯にして、王様に事を修めて貰おうとする。脅しをかけている…と言った方が正解かもしれない。
民衆は相変わらずジチョン・チホンを出せと、門の前に居座っている。
シフはシワンに無理矢理、民の前で嘘の報告をしなくてはいけなくなった。「事故だったと証明された。」それを聞き、激怒する民衆。

国王は、ビョンシクに、遠回しに「馬糞が乾燥すれば、爆弾の材料になる」と言い、大臣達の前で「民が、爆薬の材料である乾いた馬糞を運んでいた」と報告させ、大臣達の怒りを買うよう仕向ける。
なにやら、役人達は一計を案じている様子。
シワンからヨンはその事を教えて貰った。大変なことになるから、「この場を離れろ。」といわれる。
けれど、両親がいる民衆側に引き寄せられる。
シワンは民衆のなかに妹のウンチェが居ることを目撃する。無理矢理、門の中に連れて行き民衆から引き離す。

役人の会議。
役人「こたびの事件は単純な蜂起ではなく国に対する大規模な反乱だ。万一、奴らが爆弾を投げれば、我々は…」
王「矢を放てとでも?私は民も兵士も傷つくのは望まぬ。ただ、兵士たちが若気の至りで放ちはしないか心配だ。」
王は自分の意志ではないけれど、兵士達の勝手な行動は止められなかった…と責任転嫁させるつもりなのだろう。ずるい奴だ。

そして軍が民衆の前に、矢を構える。軍に矢を向けられひるむ民衆。
矢が放たれようとした瞬間、完全防備のイルジメの登場。

イルジメは、皆の前に、ジヨンを連れ出す。歓喜の民衆。
しかし、イルジメを狙う兵士が近寄る。それに気づいたウンチェは自ら弓を引き、イルジメを助ける。そばにいたシフは驚く。助けられたイルジメはウンチェにお礼を込めて頭を下げる。ウンチェもそれに答える。
次々押し寄せる兵士。しかし、イルジメはたった一人で闘う。敵を倒していく。
その最中、イルジメの手首に巻かれていた、ピンクの髪飾りをセドリは見た。ヨンが持っていた髪飾りと同じだったからだ。セドリは、何かを確信したかもしれない。
その時、剣がイルジメの首元に突きつけられたけれど、隙を狙ってぶら下がっていたジヨンを連れて逃げ出す。。

後日、つるされたジヨンに馬糞を投げつける民。ジヨンは全て白状し、許しを請う。
しかし、民の怒りは収まらず、殺すべきだと言う声があがる。
殺してしまっては、役人達が行ったことと同じ人間に成り下がる。
こうなったのはすべては国王が悪いと罵り、「王が謝るまで奴は引き渡さない」と盛り上がる。
「イルジメこそ国王だ」と声を揃えて言い出す。

そこに国王からのお言葉を伝える役人。「事件の真相が明かされた以上、私は、この件を見逃せぬ。罪人ジヨンには見合った罰を下す。そして犠牲となった子供に深く弔意を表し、その父母には銀30両と絹織物20疋を下賜する。私は今、憤慨している。なぜ、哀れな私の民を殴打し、弓を向けるなどという恐ろしい事件が起きたのか、胸がえぐられる思いだ。民の正論を逆上し弓を向けた兵士らを私は、必ず探し出し、極刑に処する。」という内容だけど、そんなものはいらないというヤンスンの両親。
王はずる賢い。決して私の意志ではなかった。理解して欲しいと、言わんばかりだ。
「イルジメ」コールが続く。

ヨンが髪飾りのリボンを持ってるのを見て、やはりイルジメはヨンではないかと思うセドリ。
小屋を調べに行ったセドリ。そこで、秘密の地下部屋を見つける。
その部屋には、イルジメの衣装と、ヨン…ギョミの幼い頃の記憶を描いた絵があった。
ヨンイは記憶を取り戻していて実父の仇を討とうとしていると、そう気づいたセドリは泣きながら、どうすればいいかと、泣き崩れる。
そこにヨンが帰る。隠れるセドリ。
ヨンが出て行った後には、次に狙う大監三人の名前が書かれた紙が壁に貼られている。
字の読めないセドリには分からないが、必死でその文字を書き写すセドリ。

国王は、大臣達に「殺さずイルジメを目の前に連れてこい」と指示を出す。

民と一緒にいたウンチェを怒るビョンシクだったけど、ひるむどころか逆にウンチェは「誰が民に矢をむけさせたんですか」と追求してかかってて。

セドリは、あの文字が、「オ大監、チョン大監、キム大監」だとわかった。
セドリはそれぞれの家に新しく開発した錠前を無料で付けに行く。
ヨンに盗みをさせたくなかった親心なのだろう。
そして、ヨンと一緒に寝ようと抱きついて寝る。
うまくセドリの寝た隙に、抜けだし、大監の家に忍び込んだヨン…イルジメ。
しかし、どうしても鍵が開けられない。セドリの腕はさすがということだ。
諦めて、天井から忍び込んだイルジメ。
逃げようとしたところで、大監が入ってきた。痕跡を消すため、逃げる綱を焼き、隠れたイルジメ。
大監が出て行った後、綱もなく、閉じこめられてしまう。
観念しそうになったけれど、簡単に開いた扉。実は、施錠は片方だけに付けただけだった。
片方の扉は開かないようになっているから大丈夫と言うことを聞いたセドルは、閉じこめられた時の脱出のために、鍵をつけてない方の扉に細工を施しておいたのだ。

うまく蔵から逃げたイルジメ。
屋敷を出ようとしたところで、シフに見つかり、包囲されてしまった。
しかし、敵をなぎ倒し、再び屋根に飛び乗った。
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イルジメ 第13話

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ウンチェは民のための旅館を開業する。

修行を続けるヨンに、「殺すためではなく、生きるため、助けるために攻撃するのだ」と教えるコンガル。師匠と対等に戦えるくらい上達したヨン。
 一方、「もう怒っていませんか?」というウンチェに、笑顔が戻るシフ。ウンチェはシフに弓を教わる。

シフはサチョンから剣を渡される。「私が長年使った剣だ。斬れ。行く手を阻む者は、仏でも友でもと斬るのだ。それが剣だ。」というサチョン。
 武術の修行を終えたヨンはコンガルから刃のない剣を渡される。
「剣には2種類ある。人を殺す殺人剣と、人を助ける活人剣だ」というコンガル。
その言葉に父が言った言葉がオーバーラップする。「お前には剣を持って欲しくない。もし剣を持つことがあっても、この世のため人を助けるために使うのだぞ」
「刃がなくとも、その気になれば人を殺せる。人を殺すのは武器じゃない。お前の心次第だ。」というコンガル。
 
その言葉を胸に町へ戻ったヨン。
町で清の勅使の息子チョン・チホンが酒を飲んで馬を無謀に走らせ、道の真ん中にいた八百屋の娘ヤンスンを殺すという事件が起きた。
ポンスンら民衆は使臣館に逃げ込んだチホンに抗議し座り込みを開始。ウンチェも抗議にやってくるが、民衆の「両班(貴族)のお嬢様のくせに」という言葉に、服に泥を塗ると「幼い子供を殺し、卑怯にも隠れ続けている者を引きずり出しに来たのです。なぜ、両班ではいけないのです?」という。
 座り込みを続ける民衆に、清の勅使はピョン・シクのところに来て、圧力をかけ排除を頼む。
役人たちによって、暴力で押さえ込もうとする。ヨンも加勢するが、大乱闘になる。いったん、ヨンはその場を抜け出て鎧を作り出す。ヒマ組は役人に要請を受けて排除しに行くけれど、場の空気を察して民衆側に寝返る。
しかし、暴力で押さえ込もうとして役人達が暴挙にでる。ヨンは素手で戦う。ウンチェは怪我をした民衆の手当を買って出る。
ケガをしたセドルに、「あなたが死んでしまったら、私も生きていけない」という思いがけないタンの言葉を聞き、幸せなセドル。それを見たヨンは、隠れ家で鎧を作り続ける。そして、完成した。

<雑感>
ヨンとシフの師匠により、剣の使い方はしっかり、善と悪に分かれた。
シフの師匠が良くない剣の使い手であることを早く知って、強さのみを伝授されて、それを善に使ってくれるように願う。
いよいよ、イルジメは防備をかためた。
この先、どんな風に世直しをするのか楽しみだ
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イルジメ 第12話

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シフに刺されたヨンの傷を手当てしたポンスンの養父コンガルは、胸の刺青からヨンの正体を知る。「天」の文字の入れ墨だった。
目を覚ましたヨンは、次のターゲットを決めた。この機会を逃すといつになるかわからないと思い傷も癒えぬまま次に狙う屋敷に忍び込む準備を進める。

 シフはウンチェが、下に置いたはずの天友会の名簿が上にあるという言葉から、イルジメが天友会の名簿を盗んだと推察し、イルジメの狙いが会員宅ではないかと思う。
「天友会」とは、王様を即位させた功臣の集まり。その後は功臣でなくとも権力者なら誰でも入れるという集団だ。
全会員宅は二人一組で警備をする事となる。
シフは屋根を走るシルジメを確認した。それを追うシフと逃げるイルジメ。負傷していているイルジメは上手く逃げられず傷を負わされ、足を怪我する。間一髪のところでようやく輿に乗り逃げることが出来た。
またも追いつめられたけれど、すんでのところで逃げた。

役人たちが町中の男の服を脱がせて、ケガのある男を捜していると知ったヨン。
ヨンはヒマ組の乱闘に加わって乱闘で足に切り傷を負ったので、カモフラージュできるかと思われたが、体の傷も調べるという。だが、間一髪でシワンがきて助かる。

 ヨンは、乱闘中に見たコンガルの武術の腕が凄いことに目を奪われた。
目的を果たすため、コンガルに武術を教えてくれと取り入って頼み込むが、受け入れてもらえない。
同様にシフもサチョンに武術の指導を願い出た。快諾されなかった。
この二人は、以前、ヨンを捜していた腕の立つ刺客だった二人だ。

手紙の内容…
「キム・イッキがチョン・ミョンスに接触した。極秘で王様にお目にかからねば」
(またもや、わからない(>_<)…)

雨の中、サチョンを待つシフは、「捕らえたい奴がいます。僕が人間らしく生きる唯一の道です。頂点に上り詰めるための最速の道なのです」とサチョンにいう。
ヨンも、遠くへ行ってしまおうとするコンガルの足にすがり、「やるべきことがある。だから絶対に死ぬわけにはいかないんだ。」と懇願する。ヨンの素性を知るコンガルは振り切ることが出来なかった。同行することを許され、コンガルと旅にでるヨン。

 ヨンたちの旅先に、ポンスンが来る。
ヨンはいまだに、武術を教えてもらえずに、まき割りや水運びをやらされていた。
ヨンより強いポンスンに、コンガルから習ったのかと聞くヨン。「どうしても復讐したい奴がいるから、武術を独学で習った」というポンスン。陰で聞いているコンガル。
 その後、まき割りなどで体力づくりの基礎ができたヨンに、武術を教え始めるコンガル。

 ヨンとシフの鍛錬の様子。
互いに師匠を得て鍛錬に励んでいた。
シフは「相手は木でない。屋根の上を飛び回る機敏な奴だ。」と指導を受ける。
ヨンは「剣は防御に使え。お前は攻撃するな。」と。

町では、現れなくなったイルジメに、「イルジメは死んだ」「清国に亡命した」「女だった」と流れる噂。
ヨンが勉強のために、山にこもっていると信じているセドルとタンは、いつ帰ってくるかわからないヨンのために、自分たちはおなかいっぱい食べずに、ご飯を残していた。

 コンガルはヨンに、「剣術で殺生するな。人殺しに大儀なんてあるか。お前の大儀が何であれ、人を殺めた瞬間、大儀もくそも無くなる。お前も俺と同類になるって事だ。」というコンガル。
 一方、サチョンはシフに、「人は私を殺人鬼と呼んだ。しかし、私は構わない。阻む者は誰でも斬った。大儀のために。あのお方が、私の信じる大義だ」といっていた。

<雑感>
ヨンとシフ…互いの大義の下、武道を修練する。
いずれ、お互い対峙する事になるのだろう。
辛いなぁ…
ポンスンの復讐したい奴とは、兄を殺した奴=コンガルということなのか?
これまた、辛い。
気持ちは複雑だろう。でも今は、正しい道に戻っているのだから。
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イルジメ 第11話

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家に連れ戻されるウンチェをさらい出したイルジメ。
もう少し世話をしたかったのだろうと、その思いを叶えてやったイルジメ。
その姿は生き生きとしていて、それを木の上から見ているイルジメだった。
帰りの夜道を家まで送るイルジメ。そんなイルジメにウンチェは心惹かれていく。
そしてヨンはウンチェが「イルジメは盗んだ物を貧しい者に分け与える義賊」と思っていることを知った。
盗んだ財宝を食糧や金に換えて物乞いたちの元に届けるのだった。

 ヨンが、ウンチェの旅館の工事現場にきて、騒ぎ立てたり、悪態をつく。そんなヨンには冷たいウンチェ。
でも、ヨンが言っていたオンドルの話から、旅館にオンドルを入れるウンチェ。

 ある日、イルジメはわざと自分の腕を傷つけて、ウンチェに手当てをしてもらう。そして、隙を見てウンチェの部屋から天友会の名簿を盗み出す。
梅の木の下でイルジメ…ヨンは誓う。
「父上、もう少しです。父上を殺し姉上を死なせた奴を、この場で必ずひざまずかせます。今の僕と同じ苦痛を与えてやります。」と涙ながらに誓う。

 会員の屋敷を次々と狙うイルジメ。
シワンに、盗んだ方法をわざと教えて、手柄にさせるヨン。
シフも現場に残されていた、塩水から吸盤というキーワードにたどり着いた。賢いシフ。

 ある日、疫病がはやっっている村にウンチェが行こうとしていると聞いたヨン。
その村に行き、薬や衣服や食べ物などを置いてくる。イルジメという義賊の噂が宮中の王の耳にも届く。イルジメを捕まえれば、1万両と身分を昇格させるという張り紙が出される。

 ウンチェに髪飾りを買おうとしたヨンに、自分に買ってくれるものと思ったポンスンはついて行くが、途中の橋の上で、子供の頃の崖の上を思い出して、動けなくなる。手を差し出したヨンに、昔のギョムを思い出すポンスン。

 イルジメはウンチェの部屋に、名簿を戻しに来るが、帰ろうとしたときに気づいたウンチェと、少し話しをしていた。
その時、シフがきて、イルジメを追う。戦いになり、シフに斬られるイルジメ。シフも傷を受ける。戻ってきたシフの刀から血がしたたるのを見たウンチェは、イルジメの元に行こうとするが、止めるシフ。「あの方がケガをなさったのです。」というウンチェに、「お前の目に僕は見えないのか。」というシフ。シフのケガに気がつくウンチェ。
 イルジメは、瀕死の状態で、着替えをして戻ろうとしていたが、道で倒れていたヨンに気がつくポンスン。ヨンを抱きしめ、「お願い、死なないで!」と泣くポンスン。ヨンを背負って帰ってきたポンスン。ポンスンの父コンガルは、ヨンを手当てしようとして、胸の刺青に気がつく。
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Shinyang ssi's Birthdayまで
貴方が重ねる日々…健やかでありますように★彡
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생일까지 며칠
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